作品番号:45 「石仏たち」 − 祈りの重なり、いのちの交差点
横:910mm
縦:1167mm
縦+横:2077mm
文部科学大臣賞作家・菅沼まどかさんが、独自の視点と深い精神性で描き出した大型の飾り画です。縦910mm × 横1167mmという豊かなスケールの中に、路傍の石仏、微笑む赤子、そして祈りを捧げる人々が、一つの大きな「いのちの物語」として描き出されています。
本作の最大の特徴は、画面全体を埋め尽くす圧倒的な情報の密度と、水墨の濃淡による重層構造にあります。 キャンバスには、古の経文を思わせる文字や象徴的なモチーフが地層のように幾重にも重ねられています。その「時の集積」の中から浮かび上がるのは、厳しい歳月に削られながらも柔らかな表情を失わない石仏たち。それらは、現代を生きる私たちの喜びや悲しみをすべて包み込むような、深い慈愛を湛えています。
中央に描かれた母子、合掌する童子、そして穏やかな眼差しを向ける老人。異なる存在が境界なく混じり合い、共鳴し合う姿は、作家が長年見つめてきたテーマである「いのちの連なり」を、より具体的かつ慈しみ深い群像劇として定着させています。モノトーンの世界でありながら、それぞれの表情からは確かな体温と、絶えることのない祈りの息遣いが伝わってきます。
この大作が放つ、静謐でありながら圧倒的な抱擁力は、マンションのエントランスやホテルのロビー、あるいは「人の和」を大切にする企業の応接室やクリニックの待合室に最適です。飾るだけでその場所を聖域のような清々しい空気で満たし、訪れる人々の心に深い平安と、明日への希望を届けてくれる唯一無二の飾り画です。

