作品番号:20,21,22,23
「ドリームタイム」 − 響き合う生命の記憶(4枚セット)
文部科学大臣賞受賞作品
縦:1820mm(1枚910mm)
横:2334mm(1枚1167mm)
縦+横:4154mm
文部科学大臣賞作家・菅沼まどかさんの代表作であり、その画業のひとつの到達点とも言える4枚セットの大型飾り画です。本作は、生命の根源的なエネルギーが四つの画面を跨いで響き合い、壮大なひとつの世界観を形作っています。
本作の神髄は、水墨の下地とアクリル表現が織りなす圧倒的な「時の重なり」にあります。 キャンバスの最下層には、水墨によって古代の小動物や象徴的なモチーフが無数に描き込まれ、人類が共有する「古の記憶」の地層を形成しています。その静謐な地層の上から、情熱的な赤と神秘的な青のアクリル色彩を纏った生命体たちが、緻密な幾何学模様とともに力強く躍動します。
四つの画面には、それぞれ異なる物語が息づいています。
・左上: 記憶の海を泳ぎ、新たな命へと繋がる胎動。
・右上: 大地に根ざし、飛躍の時を待つ生命の輝き。
・左下: 母なる大地に抱かれ、育まれる慈愛の情景。
・右下: 万物と呼応し、聖なる調べを奏でる共生の宴。
本来は公共空間を圧倒するほどの大作ですが、本展ではその高い芸術性はそのままに、現代の居住空間に調和するよう構成を見直しました。4枚をスクエアに配置すれば空間の象徴(アイコン)となり、横一列に並べればパノラマのような物語が広がります。
文部科学大臣賞を受賞した確かな技術と、作家が魂を込めて描いた「いのちの連なり」。この特別な飾り画は、住まう人の感性と共鳴し、日常の空間を豊潤なインスピレーションに満ちた場所へと変貌させてくれるでしょう。

